ワイオミング州 ビュフォードにて
アメリカ合衆国で最も小さな町が、来月オークションにかけられることになっています。
ビュフォードはワイオミング州の南東にある州都シャイアンとララミーにはさまれた小さな町で、ドン・サモンズさん、たった一人の居住者がいることで有名です。
サモンズさんはビュフォードでの彼のビジネスからリタイアして、その先にすすむ計画を立てています。
オークションの日程は4月5日のお昼頃。
ビュフォードの起源は1860年代の大陸横断鉄道にまでさかのぼり、線路が別経路になる以前は2000人以上もの居住者がいました。
サモンズさんとその家族は1990年にロサンゼルスより移住してきました。サモンズさん以外の家族は、長い年月にわたり別の場所へ移っていきましたが、彼だけは唯一の居住者、そして”非法人地域”の市長としてその地に残りました。
彼は1992年に交易所を買い取り、昨年まで運営していました。
ビュフォードの標高は8000メートル、州間ハイウェイ80のニューヨークとカリフォルニアの間に位置する最も標高の高い町です。
その地域ではロッキーマウンテンのすばらしい景色を眺めることが出来ます。しかし、ワイオミングの平均と比べても、非常に風が強く気温も低いです。
資産には、ガソリンスタンドとコンビニの売り上げだけでなく、1905年に建てられた校舎(オフィスとして使用されていた)、山小屋とガレージ、10エーカーもの土地と3ベッドルームの一軒家が含まれると、地元紙”EAGLE”が報じています。
ビュフォードは自身の郵便番号と、その近辺に住む人々の
P.O.BOX
があります。
オークションの開始値は$100,000.00からになるそうです。
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