アメリカのかっこいいパトカー!!!
THURSDAY, 25 OCTOBER 2018
 

 

 

今日は、アメリカのパトカーをご紹介します!!!

 

日本のパトカーは全国統一の白黒ペイントで、赤いサイレンランプですが、

アメリカでは各州によって異なった法律があり、各自治の権限が高く各州の警察、市警察、郡警察、保安官は行政地域ごとに独自の車両を持っているため、パトカーのデザイン、色、サイレンランプの色が異なります。

 


まずは、テキサス州・ダラスのパトカーです。

 

こちらはアメリカでよく見るダッチ・チャージャーのパトカーです。

 


オクラホマ州のパトカー

このパトカーには、Police(警察)ではなくSheriff(保安官)のパトカーです。

西部劇などにもよく登場するSheriff(保安官)ですが、Police(警察)との違いってご存知ですか?

実は、西部開拓時代にアメリカには警察署や役所がありませんでした。ですので、住民投票で保安官を決めていました。

その後、自治体が徐々に警察組織(Police)を設けましたが、今でもSheriff (保安官)は廃止されずに残っています。

現在では、Police(警察)は市(City)を管轄する機関。そして、 Sheriff(保安官)は郡(County)

を管轄する機関としています。

ですので、ロスアンゼルスやニューヨークなどの大都市では、Police(警察)機関の規模が多いのでPolice(警察)と書かかれたパトカーが多く、町や集落の多い田舎ではsheriff(保安官)か多いわけです。

 

ニューヨーク州のパトカー

こちらは、ニューヨークシティのパトカーで、青色と白でシンプルなデザインですね。

 

カリフォルニア州のパトカー(ピックアップトラックタイプ)

ピックアップトラックのパトカーも活躍しています。

アメリカ全土で警察機関がパトカーに採用している車はアメリカ国内主要自動車である、Ford, Dodge, GMになっていて、一番多く採用されているのが、フォードのパトカー仕様車の「フォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプター」です

最高速度は150mph (241.40kph)です!!!!                 

 

ちなみに、アメリカではカーチェイスの際にPITマニューバという資格をもった警察官のみ、パトカーを容疑者車両に追突させて停車させる許可が出ています。

日本では考えられませんが、このような理由からアメリカのパトカーはスピード強度重視の設計になっています。

 

しかし、最近ではニューヨーク州の警察(NYPD)が環境問題対策のためにトヨタ・プリウスと日産・アルティマなどのハイブリットカーをパトカーとして導入しています。

 

この先、アメリカだけではなく他国でも日本車のパトカーが増えるかもしれませんね!!!